CMOSエラーとマイクロソフトオフィスが使えない

CMOS電池の寿命によりエラーメッセージが表示される為、新しい電池に交換をさせて頂きました。 パソコン修理

修理依頼:

パソコンを立ち上げると、毎回、英文のエラーメッセージが表示され、そのエラーメッセージを閉じれば、パソコンは正常に使えるのだが気になるので一度、見て欲しいとのご依頼がありました。後、マイクロソフトオフィス(ワード&エクセル)も使えず困っていると言う事でした。

問題解決:

そこでお預かりしてパソコンを立ち上げてみますと、以下のエラーメッセージが表示され、そのエラーメッセージはF1キーを押すとパソコンは正常に起動できます。これは、内蔵電池(CMOSリチウム電池)の寿命が切れた時に表示されるメッセージで、この電池を新しい物と交換する事でこのメッセージが表示されなくなりました。後、マイクロソフトオフィス(ワード&エクセル)については、Microsoft 365が既に入っており、その支払いもされていませんでしたので、使用できない状態にありました。そこで今回、Office 2021を正式に購入して頂き、ワード&エクセルも使える様になりました。

CMOSエラーメッセージ:

パソコン立ち上げ時に表示されるエラーメッセージ「CMOS Battery Failure. Press F2 to Enter BIOS Setup.」は、内蔵電池(CMOS Battery )の寿命が切れた時に表示されるエラーメッセージです。

起動時にこのメッセージが表示される場合、[F1] キーを押さないと起動を続けられない場合があります。この問題の原因として、パソコン内部の時間等を制御している CMOS (リチウム) 電池が消耗している可能性が考えられます。

CMOS (リチウム) 電池:

CMOS電池とは、BIOSセットアップの設定情報が記録してあるメモリ「CMOS RAM」の内容を保持し続ける為にある電池の事を言い、「システム電池」又は「バックアップバッテリー」とも言います。
コンピューターの電源のON/OFFに関係なく、そのメモリ内に保存されているデータを保持し続けるために電力を供給する役割があります。

CMOS (リチウム) 電池の寿命は?

パソコンのご利用環境によって寿命の度合いは異なりますが、一般的に3年~5年程度だと言われています。電池が消耗すると、起動時にエラーが起こったり、時間設定が狂う等の現象が見られます。

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