パソコン内部で発生したエラーを報告するための機能が「ブルースクリーン」。ブルースクリーンが表示されたら、まずは慌てずに原因を確認して、素早い対処が肝心です。 しかし、症状がひどくなってくるとブルースクリーンの発生が多くなり、再起動が繰り返されてしまいます。
今回は、ブルースクリーンと再起動が繰り返される原因と対処についてお伝えします。 頻繁にブルースクリーンが表示されて、何回も再起動が繰り返される主な原因としては、「ドライバの不具合」「ハードディスクの不具合」「メモリの不具合」の3つが考えられます。
1. ドライバの不具合
WindowsのOSアップデートや更新プログラムが引き金となって、新規のドライバや既存のドライバで異常が発生したために、ドライバの不具合が起こると推定されます。
2. ハードディスクの不具合
パソコンに内蔵されている機器のひとつでもあるHDDやSSDの破損、またはHDD・SSDをつなぐ接続ケーブルの脱線や接触不良など、ハードディスクの不具合が原因で、パソコンの動作が停止するために、 ブルースクリーンが発生することがあります。
3. メモリの不具合
パソコンの作業を効率化するために、データを一時保存するメモリが故障すると、パソコンの動作が停止され、ブルースクリーンが発生します。
もし、ブルースクリーンが表示されるようなトラブルが発生した時は、画面の最下部に例えば「0x0000002E」のようなエラーコードが表示されます。そのエラーコードから問題の特定が可能です。 エラーコードが出たら、エラーコードの情報を元に、ドライバの修復、HDD又はSSDの交換や修理、メモリの交換等を行いましょう。