修理依頼
今回、お客様からパソコンにログインできないので、どうにかして欲しいとのご依頼がありました。パソコン立ち上げ時に入力するパスワードを忘れられたのではと思い、解除方法をいくつか試したのですが、〝Enter HDD2/SSD2 Password〟と表示されログインできません。これは見慣れないログイン画面です。そこで色々と調べてみたのですが、HDD/SSDパスワードとは、〝HDD/SSDにパスワードを設定するBIOSの機能〟との事らしいです。
ログインできない原因
パソコンに内蔵されているハードディスクやSSD(以下、HDD/SSD)には、個人情報や会社の機密情報などが保存されている場合、万が一、盗難に合ったり、紛失をすると一大事です。そのような事が起こった場合の対応策として、HDD/SDDに直にパスワードを設定する事ができます。そして、今回の問題の原因でした。
そして、今回のケースは、そのような事態を想定した強力なセキュリティ設定がどなたかに設定されていたようです。この設定をしますとパスワードの解除は困難で、ハッカー並みの知識が無いとまず解除不可と考えて良いかもしれません。更にHDD/SSD自体にパスワードが掛かっている為、盗難又は紛失した場合でもほぼ心配ありません。但しそのパスワードを忘れますと、ITに対して相当な知識が無い限り、二度とそのパソコンを使う事はできません。
作業のお断り
弊社では、どうする事も出来ずに今回はお断りをさせて頂きました。お客様も新しいパソコンの購入を検討されるようです。今やパスワードが至る所にあり、管理の大切さを実感させられたご依頼でした。
ATAパスワードロック(ハードディスクパスワード)
「ATAパスワードロック(ハードディスクパスワード)」と呼ばれる機能が搭載されています。これは、特定のパソコンにHDD/SSDを接続してパスワードを設定すると、別のパソコンに接続してもパスワードを入力しない限り、読み書きができなくなるという機能です。パソコンを他人に使わせないためのパスワードとしては、Windowsのユーザーパスワードがよく知られています。パソコンの電源を入れ、Windowsが起動して「サインイン」をする際に入力するパスワードです。ユーザーパスワードを知らないとサインインできないため、パソコンが他人の手に渡ってしまった場合でもHDD/SSDの内容を見られる心配はないと思うかもしれません。
しかし、単にユーザーパスワードが設定されているだけでは、そのパソコンからHDD/SSDを取り外して他のパソコンに装着することで、データにアクセスすることが可能になります。これは、ユーザーパスワードはあくまでWindowsの使用を許可するためのパスワードであり、HDD/SSD自体の読み書きを制限しているわけではないからです。
それに対してATAパスワードロックは、HDD/SSDの機器自体に設定されるもの。たとえ他のパソコンに接続されたとしても、正しいパスワードを入力しない限り、読み書きをすることはできません。非常に強力なセキュリティ機能といえるでしょう。
それでは、HDD/SSDに設定したパスワードを忘れてしまった場合はどうなるのでしょうか。残念ながら、そのHDD/SSDを利用することはできなくなります。ATAパスワードロックは、パーティションやドライブに設定されるものではないため、全フォーマットをして元に戻すこともできません。ATAパスワードを忘れてしまうと、そのHDD/SSDに対するほとんどの操作ができなくなってしまうのです。中古でHDD/SSDを購入する際にも、ATAパスワードロックがかかった状態の製品は避けるようにしましょう。
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